災害への備え(装備品)ブログ

日々の生活で起こり得るさまざまな「災害」への備え(装備品)に関する筆者のコダワリを綴るブログです。

『手動発電 2LEDライト』

『手動発電 2LEDライト』

携帯性:★★ー
有用性:★ーー
使用頻度:★ーー

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前回のブログでは、百均で買った物で作った「帰宅困難者セット」をご紹介しましたが、その他にも百均で買える防災グッズがいろいろとあるのでご紹介したいと思います。

 

今回ご紹介する『手動発電 2LEDライト』は、手でレバーをニギニギすると発電して点灯できる2灯式のLEDライトです!

点灯は2モードあって、1つは内蔵電池を使って点灯するモード。もう1つはレバーを使って手動発電で点灯するモードです。

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これが¥100(税別)で買えるのですから、百均って本当にすごいですね〜。

(≧ω≦)

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※これは、ダイソーで買った物です。

 

Amazonで販売されている安価な防災セットでは、コストを抑えるためにこの『手動発電 2LEDライト』が入っている場合が多いですね。

 

 

それでは、『手動発電 2LEDライト』の良い点と悪い点についてご紹介します。

 

【悪い点】

まずは、悪い点から…

 

◆蓄電できない

手動発電式のライトだと、発電した電力を蓄電しておき、後でライトを点灯できる商品が一般的ですが、この『手動発電 2LEDライト』には蓄電機能はありません。

手動発電モードのときは、レバーをニギニギしている間だけライトが点灯し、握るのをやめた途端にライトは消えます。

正直、手動発電中は歯車が回るギュルギュル音がうるさいですし、ニギニギし続けるのは結構握力が必要となりシンドイのであまり実用的ではありません。

手動発電は、内蔵電池が切れた際の予備機能くらいに考えておくのが良いと思います。

 

◆内蔵電池は交換不可

手動ではなく、普通に点灯もできるように内蔵電池が入っていますが、この内蔵電池は交換ができません。

ちなみ、ネットではこの『手動発電 2LEDライト』で検索すると、たくさんの方がレビューを書かれており、中には分解して内蔵電池を無理矢理交換したツワモノもいらっしゃいましたが、¥100というこの商品のコストを考えると、頑張って電池交換をするよりも買い直すか予備を買っておく方が費用対効果が高いと思われます。

 

◆それなりに大きい

値段も安いし、一応発電機構も組み込まれているので仕方ないですが…このライト自体そこそこ大きいです。

普段から持ち歩くのには不向きなサイズです。

防災用のメインのライトは、もっとシッカリした蓄電もできる手動発電式ライトを準備しておくとして、家庭での防災用予備ライトや職場に置いておく緊急用ライトとしての役割が適正だと思います。

 

 

【良い点】

では、このライトの良い点は?

 

◆安い!

なんといっても¥100というコストパフォーマンスの高さが一番です!

悪い点として内蔵電池の交換ができないと書きましたが、災害時の緊急用としてならば内蔵電池だけでも数時間は点灯できると思いますので(LEDライトは消費電力が小さいので、長持ちすると思います)、¥100で買える緊急用ライトとしては十分ではないでしょうか?

 

◆手動発電できる安心感

蓄電はできませんが、万が一内蔵電池が切れてしまった際にも、レバーをニギニギすればライトを点灯できるのは、ありがたい機能です。

乾電池式の懐中電灯などは長く保管していると、いざ使う時になって電池が切れていたり、乾電池が古くなって液漏れしていて点灯できなかったりというトラブルに遇うことがあります。

そんな時も、手動で発電して点灯することができれば、最低限の光源は確保できるので安心です。

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※ロックボタンを解除すると、上の写真の黒いレバー部分が飛び出します。

このレバーをニギニギすることで、内部の歯車を回転させて発電を行います。

 

 

いろいろと不満な部分もある『手動発電 2LEDライト』ですが、税別¥100という激安価格を考えれば、予備ライトとして買っておいて損はない商品だと思います。