『6徳万能ナイフ(A型)』
『6徳万能ナイフ(A型)』
携帯性:★★ー
有用性:★ーー
使用頻度:★ーー
百均で買える防災グッズの紹介。
今回はアーミーナイフです!
アーミーナイフまで税別¥100で買えるとは…。
百均、最強過ぎる!
(;◎д◎)
ご紹介する『6徳万能ナイフ(A型)』は、ダイソーのオリジナル商品っぽいです。
ダイソーすげーな‼︎
機能は以下の6つです。
1.ナイフ
2.缶切り
3.栓抜き
4.マイナスドライバー
5.プラスドライバー
6.コルク抜き
ぶっちゃけ、¥100の商品なのでアーミーナイフとしての造りはかなりアレな感じですが…
(;ˆ_ˆA
値段を考えれば贅沢は言えませんねw
それでは、各機能については解説したいと思いますが、今回は良い機会なので筆者が日頃から抱いているアーミーナイフ全般についての不満もぶっちゃけていきたいと思います!
(`・ω・´)
1.ナイフ
アーミーナイフですから、ナイフ機能があるのは当たり前ですね。
この『6徳万能ナイフ』のナイフの刃は、完全にナマクラです。全然切れません。
¥100だから…と諦めることもできますが、メイン機能のナイフくらいはもう少しちゃんと切れる造りにしておいて欲しかった…というのが、正直な感想です。
多少は刃を研いでおかないと刃物としての実用性は期待できません。
2.缶切り
定番機能の缶切りです。
この『6徳万能ナイフ』の缶切りは、ナイフ同様に刃付けが甘いので、本当に缶が切れるのか不安なレベルです。
ここでアーミーナイフ全般に対する第1の不満ですが、現代日本において缶切りの実用性はかなり低いと思います。
近年ほとんどの缶詰めは、缶切り不要なフタを採用していますし、災害備蓄の缶詰めならなおのこと缶切り不要な物を選んでおくと思うのです。
確かに、いまだに缶切りで開けるタイプの缶詰めが無いわけではありませんし、災害時のサバイバルで空き缶を利用した災害グッズを手作りする…といった際に缶切りが役立つ場面が無いことはないですが…。
3.栓抜き
これもアーミーナイフの定番機能の一つ栓抜きです。
アーミーナイフ全般への不満その2ですが、栓抜きはいらないでしょ?
今時、ほとんどの飲料はペットボトルで、スクリューキャップ式なので手で開けられます。
栓抜きで開ける必要があるのは瓶ビールとか、ガラス瓶に入った飲み物くらいで、ガラス瓶を使用している時点で災害向きではありません。
避難所で瓶ビールを飲むとかも、あまり想像できませんし!
缶切りも栓抜きも、必要なシーンで無いと大変困りますが…必要かな〜?
4.マイナスドライバー
栓抜きの先端が平たくなっており、マイナスドライバーとして使えます。
5.プラスドライバー
プラスドライバーも付いています。
6.コルク抜き
アーミーナイフ全般へのMAX不満が、このコルク抜きです!
コルク抜きは本当にいらないでしょ!
だってワイン以外でコルク抜きを必要とする物なんてありませんし、百歩譲ってキャンプやバーベキューなど野外でワインを飲む機会があったとしても、アーミーナイフのコルク抜きは造りが貧弱なので非常にコルクを抜き辛いです。あらかじめワインを飲むことがわかっているなら、ちゃんとしたコルク抜きを用意するべきです(ちなみ筆者は、ワインに多少思い入れがあり、ソムリエ用のコルク抜きなども所有しています)。
日本でもだいぶワインが飲まれるようになってきましたが、それでもヨーロッパに並べれば日本でのワインの一般性は低いと言わざるを得ません。
ですので筆者は、日本に限ってはアーミーナイフにコルク抜きは不要だと思っています。
なんか不満ばかり書いてしまってすいません。
(;ˆ_ˆA
ダイソーの『6徳万能ナイフ』については、「¥100だから贅沢は言えない」というのが正直なところでしょうか。
実用を考えるならば、刃を研ぐなど多少手を加えてあげる必要はありますが、万が一に備えて防災袋に入れておいても気にならない価格は魅力です。