「小さい十徳ナイフ」
「小さい十徳ナイフ」
(ビクトリノックス・クラシックSD)
携帯性:★★★
有用性:★★★
使用頻度:★ーー
わかりやすいようにブログタイトルには「小さい十徳ナイフ」と書きましたが、これは特定の商品を指していまして、物はスイスアーミーナイフの老舗メーカーであるビクトリノックス社製の「クラシックSD」というモデルの十徳ナイフになります。
「クラシックSD」7つの機能
1.小ナイフ
2.小ハサミ
3.爪ヤスリ
4.マイナスドライバー
5.トゥースピック(つまようじ)
6.トゲ抜き
7.キーリング
上記のように7つの機能を兼ね備えた十徳ナイフ(アーミーナイフ)です。
7つ目のキーリングは、キーホルダーにつけるための輪っかのことなので、機能と言うには少々弱いですが…。
安心と実績のビクトリノックス社製で、筆者は約20年間くらい家の鍵などと一緒にキーホルダー代わりに持ち歩いています。
筆者は刃物が大好きで(危険な趣味とかではなく、純粋にツールとしての刃物を愛しています)折りたたみ式のフォールディングナイフなど、さまざまなナイフを所有しています。
コレクターのように聞こえるかも知れませんが、収集癖とは少し違っていて、いろいろ使って試してみて一番自分にとって必要な道具を見つける過程で、どうしても数が増えてしまうのです。
なので、一度しか使っていない物や、一番も使われなかった物もありますが、逆に「これだ!」という物に巡り会うと、その道具は延々と使い続けます。
今回のイベント「クラシックSD」も、そんな決定版の道具の一つです。
キーホルダーとして持ち歩いているため、ポケットの中で鍵と擦れたりして外装が痛んだり汚れたりするので、数年ごとに買い換えており「クラシックSD」の購入本数はすでに片手では足りなくなっていますw
「刃物」と書くと、つい「凶器」を連想しがちですが、料理をするにしても工作をするにしても、人がクリエイティブな行為を行う際には、刃物という道具は必須アイテムといっても過言ではありません。
ですから、筆者は常に刃物を携行してきました。
若い頃は、折りたたみナイフなども持ち歩いていましたが、さすがに使う機会はほとんどありませんでした。
(たまに、職場でもらった柿の皮をむくとか…活躍するのはそれくらいでしょうか?)
結果として、普段から持ち歩いても邪魔にならず、いざという時役に立つ多機能性を持ったクラシックSDのみが、刃物類の装備品として生き残りました。
ここからはクラシックSDの機能について解説していきます。
◆携帯性
まず、キーホルダー感覚で持ち歩ける小ささが最大の魅力です。
普段から持ち歩く装備品として、最も重要な携帯性を完全に満たしています!
常に持ち歩けるからこそ、いざという時に役立ってくれるのです。
◆小ナイフ
刃物としての最も基本的な機能です。
小ナイフという名前のとおり、刃が小さいので果物の皮をむくなどは厳しいですが、ちょっとした物を切るのには十分です。
ビニール紐を切ったり、ダンボールを開ける際にガムテープを切ったりと、ちょっと刃物があればイイな…と思うシーンで活躍してくれます。
◆小ハサミ
いわゆるハサミとして使用するには小さすぎるサイズですが、この小ハサミの最大の役割は「爪切り」の代用です。
爪の切りやすさは普通の爪切りに劣りますが、この小ハサミでも十分に爪は切れます。次に紹介する機能の「爪ヤスリ」も装備されているので、クラシックSDがあればちょっと出先で切り忘れた爪を切る…といったことが可能です。
◆爪ヤスリ
小ハサミで切った爪を整えるのに使います。
目が細かくて、爪をキレイで滑らかに整えられます。
◆マイナスドライバー
爪ヤスリの先端が平たくなっており、マイナスドライバーとして使用できます。
マイナスドライバーも、必要なときに無いとどうにもならなくなる道具の一つなので、ありがたい機能です。
◆トゥースピック(つまようじ)
プラスチック製のつまようじが収納されており、引き出して使用できるようになっています。
外食した際に、たまにつまようじを置いていない店舗もあるので、そういった際には大変重宝します。
実はクラシックSDの機能の中で、小ナイフの次につまようじが活躍しているかもしれません…。
◆トゲ抜き
つまようじ同様に、引き出して使えるように収納されている小さなピンセットです。
昨今ではトゲが刺さる…という事態にあまり遭遇しませんが、トゲ抜きもいざ必要な時に無いとトゲが刺さったままになってしまうので、あると安心できる機能です。
クラシックSDの機能は、日常生活で頻繁に使用する機能ではありませんが、万が一の時に持っていると安心できる機能が凝縮されています。
これまでさまざまな携帯ツールを使用してきましたが、ビクトリノックスの「クラシックSD」はコンパクトなボディーに洗練された機能を詰め込んだ、最も完成されたツールの一つだと断言できます!
誕生してから100年以上もほとんど形を変えることなく現代に受け継がれている機能美!
なにより、普通から持ち歩いても苦にならないので、お守りとして携行してみてはいかがでしょうか?
◆Amazon商品ページURL
「日本手ぬぐい」
「日本手ぬぐい」
携帯性:★★★
有用性:★★★
使用頻度:★★★
最初にご紹介する栄えある装備品第一号は「日本手ぬぐい」です!
(≧ω≦)
日本の伝統品には古来からの知恵が活かされた物が多数ありますが、その中でも「日本手ぬぐい」の有用性はピカイチです!
( ≧ヮ≦ )♪
「手ぬぐい」とは、その名の通り「手をぬぐう(拭く)ための布」で、日本手ぬぐいは木綿の布(着物などを作る際に使う反物)を切って作られた日本古来のタオルやハンカチです。
筆者は、学生時代には手を拭くためにハンカチを使っていました。
その後、大人になりハンカチよりもバンダナの方がカッコイイ感じがしたので(あくまでも筆者の感性です)、手拭きをすべてバンダナに切り替えました。一時期はバンダナに凝って収集していたので、今でもバンダナは相当な枚数を所有しています。
その後、ハンドタオルが流行り出した時期にはハンドタオルを手拭き汗拭きとして携行した時期もありましたが、ハンドタオルは一度濡れると乾き辛いため、結局はまたバンダナに戻って長い間バンダナを手拭き汗拭きとして使用していました。
そして数年前、ある大先輩の方から御年賀の品として「日本手ぬぐい」を頂きました。
これがすべての始まりでした!
日本手ぬぐいとは古風で洒落た御年賀だなぁ〜と思いつつ、せっかく頂いた物は使わないと失礼だと思い早速使ってみることにしました。
筆者は流通関係の仕事をしているので、デスクワーク以外にも荷運びなどの業務があり、そういった肉体労働はもちろん汗をかくので最初は額の汗取りのために日本手ぬぐいを頭に巻いて使用しました。
すると、これが実に具合がイイ!
それまで額の汗取りには、バンダナを折って頭に巻いていたのですが、日本手ぬぐいの方が生地が長く頭に巻きやすい!
生地が長いのでタオルの代用にもなる!
(実際、日本手ぬぐいだけで銭湯に入って身体を洗ったり、拭いたりしてタオルの代用として使った事もあります)
さらに、バンダナと同じ木綿素材なのに日本手ぬぐいの方が濡れたあとの乾きが早い!
しかも、たたむと元々生地が薄いので非常にコンパクトになる!
なので、携帯性・有用性・使用頻度のすべてが3点満点の高評価となりました♪
(っ≧ω≦)っ
この使い勝手の良さで、筆者はあっという間に日本手ぬぐいにハマリ、外出先や旅行先での自分用の土産には必ず日本手ぬぐいを買うようになりました。
ズボンの尻ポケットに入れておく手拭きも、バンダナから日本手ぬぐいに切り替えました。
こうして今では、携行するすべての手拭き・汗拭き・タオル類は日本手ぬぐいへと更新されました。
顔を拭く時のフカフカ感はもちろんタオルには敵いませんが、吸水性はタオルにも引けを取らず(同じ木綿でもさまざまな生地があるので、若干吸水性の悪い生地もあります)、広げた時の生地の大きさはタオル並み。しかし、たたむとタオルより圧倒的にコンパクトで携帯性抜群!
日本手ぬぐいは、まさに理想的で万能な吸水布だと言えます!
(≧ω≦)
普段から大活躍で使用頻度★★★の日本手ぬぐいですから、災害や有事の際も役に立つこと間違いなしです。
先に書いたとおりタオルの代用に使えますし、怪我をした際には包帯の代わりに使うこともできます。
口元に巻けば、マスクの代わりとしても使えるでしょう。
また、生地が薄いので広げて干せば短時間で乾く速乾性も有事の際には大きなメリットになるはずです。
最近は、100均などでも日本手ぬぐいが売っているので、気軽に買えるというのも良いですね。
(ちゃんとした日本手ぬぐいだと1000〜2000円くらいはします)
唯一欠点があるとすれば、生地の両端が切りっぱなし状態なので、使う度・洗う度に糸がバラバラとほつれてくることでしょうか…。
(;◎д◎)
この糸のほつれがイヤで、解決策をネットでいろいろと調べたのですが、結論としては「日本手ぬぐいはそういうものである」という事らいしので、今では糸のほつれに関しては、そういうものと諦めています。
「日本手ぬぐい」
一度使って頂ければ、その良さを実感してもらえると思います♪
装備品の評価
さて、これから色々なコダワリの装備品をご紹介していく訳ですが、ただダラダラと筆者のコダワリを書くだけでは装備の有用性が伝わりづらいと思います。
そこで、装備品の基本的な評価を、以下の3つの評価ポイントを三段階評価する事で表したいと思います。
1)携帯性
どれだけ携帯(携行)しやすいかを表す評価ポイントです。
装備品は持ち歩いてナンボの物ですので、「小さく」「軽く」「持ち運びやすい」というのが大原則です。
その「持ち歩くことが、どれだけ苦にならないか」を表した評価が携帯性になります。
2)有用性
装備品の使い勝手や汎用性・必要性を表す評価ポイントです。
その装備品がどれだけ使えるアイテムで、役に立つ物であるかを評価しています。
3)使用頻度
その名のとおり、装備品を使う機会の多さを表す評価ポイントです。
評価が高いほど、使用頻度が多い装備である事を表します。
以上、3つの基本評価を記載した上で、筆者のコダワリポイントの解説を書いていきたいと思います。
( ゚∀゚)ノ
災害とは?
このブログのテーマは「災害への備え」ですが、
では「災害」とは、どのような定義なのでしょうか?
ウィキペディアで「災害」を検索してみると…
ーーーーーーーーーー
災害とは、自然現象や人為的な原因によって、人命や社会生活に被害が生じる事態を指す。
「災害」と呼ばれるのは、人間に影響を及ぼす事態に限られる。
〈中略〉
また「災害」という用語は多くの場合、自然現象に起因する自然災害(天災)を指すが、人為的な原因による事故や事件(人災)も災害に含むことがある。
〈以下略〉
ーーーーーーーーーー
と、書いてあります。
これを筆者的に拡大解釈すると
何か困った事態
は、すべて「災害」と定義されます!
(`・ω・´)
大地震も災害。
突然の雨も災害。
うっかりミスでスマホの充電が切れるのも災害です。
筆者の定義では、「災害」は日常生活のあらゆるシーンに潜んでおり、常に我々の快適な生活を脅かす可能性を秘めているのです。
災害に遭遇し、その困難を乗り越えるために必要な装備品を携行していなかった時、人は「ああ、こんな時にアレがあれば…」と後悔します。
筆者は、この準備不足による後悔が大嫌いです!
大地震など生死に関わるような災害には幸いまだ遭遇していませんが、筆者は性格的に日常的な準備不足にも我慢がならない器の小さな性格をしています。
そのため、日常持ち歩く装備品や旅行の際の装備品などには、病的なコダワリで携行する装備品をチョイスしています!
( ̄Д ̄)ノ
「災害に備える」と書くと、非常に防災意識が高いように見えますが、実はもっとミニマムなレベルで、不便をする事が大嫌いなだけなのです…。
(;ˆ_ˆA
しかし、裏を返せば筆者のコダワリは、普段の生活でも役に立つノウハウが凝縮されているとも言えます。
ブログのタイトル的なインパクトから、「災害」というと言葉を使っていますが…
要するに筆者が選ぶ便利アイテムの紹介と、そのコダワリを書くブログです!