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災害への備え(装備品)ブログ

日々の生活で起こり得るさまざまな「災害」への備え(装備品)に関する筆者のコダワリを綴るブログです。

防災について考える③

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 防災について考えるシリーズ

防災について考える① - 災害への備え(装備品)ブログ

防災について考える② - 災害への備え(装備品)ブログ

最後となる今回は、避難の度合い(避難レベル)に応じた準備について考えていきたいと思います。

 

 

◆避難レベルを考える
それでは、具体的にどういった準備が必要かを考えていきたいと思います。
これはあくまでも筆者の居住地域と生活スタイルを元にした想定ですので、考え方の参考程度にお読みください。

一般的には防災の備えてとしては、防災グッズを入れた持ち出し袋(防災袋)を用意して、大地震などが発生した場合にはそれを持って逃げましょう…といったことが推奨されています。
しかし、本当にそれが正解なのでしょうか?

 

もちろん、防災グッズをひとまとめにして用意しておくことは必要だと思います。
しかし、大地震が発生して自宅が今にも倒壊しそうなシチュエーションで、ちゃんと防災袋を持ち出せるでしょうか?

 

まず、避難のレベルを3段階に分類して、各々のシチュエーションごとに考えていきたいと思います。

 

●避難レベル3 「緊急避難」

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もっともひどい状態での避難レベルの想定です。
今にも自宅が倒壊するような大地震に見舞われ、命からがら着の身着のままで家を飛び出し、そのまま避難所へ身を寄せる…といった状態を想定しています。
このレベルでは、防災袋を持ち出すとかそんな余裕はないハズなので(持ち出せればラッキーくらいの感覚です)、まずは命を第一に考えて避難を優先します。

もう、こうなると準備うんぬんのレベルではないです。すべてあきらめて避難しましょう。

 

●避難レベル2 「通常避難」

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自宅は倒壊から免れたものの、被災のダメージで居住が困難だったり、近所で火災が発生して避難を余儀なくされるなど、自宅を出て避難せざるを得ない状態です。
避難まで多少の時間的猶予があると思われるのでここで初めて準備しておいた防災袋が役に立ちます。
防災袋の中には、避難所生活を想定した品を用意しておくことが重要になるでしょう。

地域性として、すぐ近所の避難所に身を寄せる予定なので、野宿や野外でのサバイバル生活などは想定しておらず、防災袋には何日分もの水や食料を入れておく必要はないと思います。

例えば、小学校の体育館に避難すると想定した場合、最低限雨風はしのげて寝る場所は確保できると思われるので、必要な物は最低限の日用品や着替えなどがあれば、避難所生活には対応できるでしょう。
※避難レベル2「通常避難」で具体的にどんな物を用意するべきかは、また別の機会にブログにまとめたいと思います。

 

●避難レベル1 「自宅避難」

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自宅には被災のダメージがほとんどなく、そのまま居住が可能な場合は自宅避難という選択肢もあります。
避難所での集団生活はストレスが多いと思われるので、そのまま自宅にいられるのであれば自宅避難は良い選択だと思います。
しかし、自宅避難を行う場合に想定しておかなければいけないことは、電気、水道、ガスなどのライフラインがストップしてしまっている可能性です。

基本的には、すべてのライフラインがストップする前提で準備をしておく必要があるでしょう。

特にガスはもっとも復旧が遅いといわれていますので(ガスは漏れると爆発するので安全確認に時間がかかるためです)、ガスを必要とする設備(ガスコンロやお風呂)は、使用できるまでに時間がかかります。
また水道や下水に関しても、電気よりも復旧が遅くなります。飲み水に関しては給水車などでの給水も期待できますが、トイレに使用するような余計な水の供給はないため簡易トイレや災害用のトイレキットなどを備えておくと良いと思います。
食料の備蓄に関しては、2015年に東京都で全世帯に配布された防災マニュアル『東京防災』に書かれていた「日常備蓄」という考え方が実践しやすい良い方法だと思います。


「日常備蓄」とは、災害に備えて乾パンや缶詰めなど普段使わない(食べない)物を特別に用意するのではなく、日頃から使っている食料品や生活必需品を少し多めに購入しておくことです。

この方法であれば、食べもしない保存食料などを大量にため込む必要はなく、日常生活で消費した分を買い足して常に多めに食料を確保しておくだけで、自然と災害に備えておくことができます。

ガスが使えない状況も考えてカセットコンロを用意しておいたり、風呂に入れない場合を考えて身体拭きのウェットティッシュやペーパータオルも多めに備蓄しておくのも良いでしょう。

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このように、個々の居住環境やライフスタイルに合わせた防災の準備が重要だと思います。